★在庫わずか★産褥記2 みんなで支える産後1か月


シェア




★合わせて読みたい!★
・このセットで産前産後はばっちり!「産褥記」シリーズと「産後白書シリーズ」がセットになった
「産前産後ばっちりセット」はこちらです。


≪『産褥記2』目次≫
第1章:産後1日目〜産後9日目
・グーグルで産褥ヘルプシフト作戦
第2章:産後10日目〜産後16日目
・おせっかい姐さんたちの産褥日報
第3章:産後17日目〜産後23日目
・産褥ヘルプ、男もしてみんとす
第4章:産後24日目〜産後30日目
・おせっかいからはじまる、みんなで子育て

産褥記2 あとがきより

 こんにちは。今回も、この本にラクガキしまくった吉岡マコです。紫磨子さん産褥ヘルプおしかけプロジェクトの言い出しっぺでもあります。

 今回の産褥記のテーマは「みんなで支える」産褥期。紫磨子さんの3回目の産後は、マドレボニータのインストラクターや事務局スタッフやインターンたちがガッツリお手伝いにいき、吉田家だけで乗り切らずに、たくさんの手を動員して産褥期の1ヶ月間を乗り切りました。といっても実際は、支えるっていうよりも、おせっかいする、おしかける、くらいの勢いで。じゃないと、紫磨子さんが恐縮してしまうので!産後の恐縮は健康によくないですし(笑)。でもこれは、たくさんの人が関わったので一人一人の負担は少なく、一人一人にいい思い出がたくさん残りました。

 産褥期には、人の手を借りてしっかり休むことが大事、というのはガイドブックにも書いてあることなのだけれど、地縁コミュニティが崩壊し、核家族化の進んだ現在、人の手を借りるといっても、運がよくても夫や実母や義母くらいで、でも、人の手をかりることを知らない現代女性は、うまく人に委ねられずに気疲れして、ゆっくりなんか休めない、というのが現代の産後女性の現実でもあります。

 自治体が産褥ヘルパーの利用を助成したりもしているけど、使えるのはせいぜい2回とかで、あとは自己負担。この時期の経済的負担は精神的負担にもなる。なので、結局ヘルパーを十分に利用する人は少数で、実際は、みんな産褥期にしっかり休めずに、しんどい身体をひきずりながら、動いてしまっているのです。

 じゃぁ、自治体が産後ヘルパーの助成額を増やせばいいのか?4週間分の産褥ヘルパー料金を自治体で全額負担する?でも、そんなことしたら、税金がいくらあっても足りない。自治体がやるべきことは、保育園や学童の拡充などまだまだいっぱいあるし、お金はそちらにちゃんとまわしてほしい。それに、そもそも、他人を家に入れて、人の力を借りて、産褥婦がゆっくり休養する、という文化ができあがっていない現代日本では、そういった自治体の産褥ヘルパー助成の制度が万が一整ったとしても有効には機能しないかもしれません。

 このように、人間の生活には、制度では解決できないこと、というのがいろいろあるわけですが、そういったことを、では、「文化」で解決できないか?というのが、今回の『産褥記2』の挑戦です。お金がある人はヘルパーさん頼めるけど、普通はまず無理。じゃぁ産褥婦が我慢して無理をするしかない?

 いや、お金がかからない方法で、仲間同士の支え合いの方法で、産褥婦が休める環境をつくれないか?高価なお祝い品を贈るかわりに、産褥ヘルプをしにいったらどうだろう?と考え、みんなで紫磨子さんちに順番におしかけて産褥ヘルプをするということを試みました。紫磨子さんによれば、「おしかけてくれたのがよかった」とのこと。産褥婦からお願いするのは、やっぱり気が引けるし、お願いするにも体力がいる。やはり、まわりからの積極的なおせっかいがありがたかったと。

 今回、実際にその「おせっかい」をやってみたところ、予想以上の収穫がありました。どんなにお金をつんでも買えない、かけがえのない、人と人とのふれあい、絆が生まれました。そして、実際、産褥婦(紫磨子さん)の身体の回復は3回の出産経験のなかで最も順調で、産後うつになることもなく(紫磨子さんは1回目の産後に重度のうつに)、精神状態も安定していました。子どもたちも、夫の良雄さんも、紫磨子さんがつれてきたおせっかい姐さんたち(笑)にすぐに馴染み、親戚のような暖かさと安心感をお互い味わうことができました。

 この試みは、紫磨子さんやマドレボニータだからできた、という特別なものではありません。おせっかいな友達と、理解ある家族と、産褥婦の委ねる心、お互いの信頼関係、それからグーグルドキュメント(これ重要)があれば、誰にでも真似できるものだとおもいます。そして、真似しやすいように、どんなふうにやったか、その方法も、この本に盛り込みました。

 みんなで支える産後を実行した記録『産褥記2』が、これから続くひとたちの参考になり、日本の産後文化を豊にすることを願っています。

                       産後セルフケアインストラクター 
                       NPO法人マドレボニータ代表
                               吉岡マコ




●現時点では、こちらはPDF化しておりません。書籍になりますので、発送はメール便または宅急便になります●


販売価格
1,240円(内税)
購入数

この商品を購入した人は、こんな商品も購入しています